2021.06.16
UME

梅の開花は、春の訪れ。

 

梅の開花時期は、品種によって変わってくるかと思いますが大体が1月~3月ぐらいと言われています。

 

1月~3月だと春と感じるには少し早いかと思うのですが、日本一の梅生産量を誇る和歌山県で育った私たちは、梅の開花を見て「もう春が目の前なんだなあ」と感じます。セミの鳴き声を聞いて「夏がきたなあ」と感じる感覚に似ているのではないでしょうか?

 

今年の2月、農家さんの畑へお邪魔した時の開花の写真をどうぞご覧下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

カメラマンの腕がないゆえ、とても綺麗な花なのに上手に撮ることができずモヤモヤ…。

晴れの日は青空に白い花がとても映えて、情緒を感じられることが出来ます。

ぜひ実際に見てもらいたい!来年はぜひ開花の時期に和歌山の梅を見に来てください!

 

 

  • ここから虫が苦手な方はご注意ください。

 

 

梅の花が咲くことで、お仕事をしてもらわなければいけない虫がいます。

「ミツバチ」たちです。

 

 

 

梅を実らせるためには、梅の花に受粉させることが必要となりますが、

私たちが主に育てている南高梅は自家受粉ができにくい品種です。

別品種である受粉木を一緒に植えることが大切となります。

そして、その木々を行き来してくれるのが「ミツバチ」なのです。

 

 

 

足にはしっかり花粉がついています。

 

花から花へ、羽を広げ飛んでいます。

 

 

なんだかまるで抱きしめているようにも見えますね。

 

 

 

 

この黒っぽくて四角い箱は、養蜂場からお借りしたミツバチたちの巣箱です。

中にたくさんのミツバチたちがいます。ちょっとドキドキしますが、

ミツバチは平常時であれば基本人を襲うことはない大人しい性格をしていますので大丈夫ですよ。

 

 

 

 

梅の花が散ると、ミツバチの働きのおかげで受粉した実がつきはじめます。

さあ、梅農家さんの忙しい季節は目の前です!

 

 

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

 

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